潜在意識 子どもの頃は感じていた 目に見えない力がある。
私が最後にTVに出たのは何年も前だ。
ゴールデンの時間帯の番組だ。スタジオでネタをやった。とてもウケた。観覧のお客さん達にも あの憧れの人達にも。うれしかった。ただ同時に 何だか虚しくなってしまった。
それまであーでもない、こーでもないとネタを作ってはライブ等で掛けてウケてスベッて、その度に一喜一憂しながらも、目指していたのはココなのか?と。いやココなのだ。この世界なのだ。なのに何で虚しいんだ?
どーしてイイのか分かんなくなった。
それまでお客さんにウケるということを 第一義に、つまり他人の評価を基準に考えていたので(それも もちろん大事だが)自分の中が虚ろに思えた。
そんな私が起こしたお客さんの笑い声はどんなに大きくても上っ面に思えてしまった。
この調子で売れる事が出来ても、その後ツラいだろうなと思ったのでした。
なにをやっても大切な事に思えなくなってしまった。
完全にではないが芸事もほとんどしなくなってしまった。
でアノ地震である。
なぜかある日思った。
『世界には色んな種類の力がある。力の応用の仕方を知れ』と、なぜか頭を洗いながら思ったのである。
で程なくして本屋で目を引いたのが、ロンダ•バーンの『パワー』であった。